心に響いた親父の言葉

正月に家族で実家に帰ったときに、ふと、親父が孫に言った言葉が心に響きました。

 

私の子供は、ミュージカルをやっていて、昨年は準主役で出番があり、みんなから「すごいね」と言われ褒められていました。

しかし今年は、普通の役しか貰えず、親父にチケットを渡すときも、自信がない声で渡していました。そのときに親父の言った言葉が心に響きました。

 

「役に良い役・悪い役なんか無い! その役が無かったら舞台は成り立たないのだろ!

みんな、一人一人に役割があり、一生懸命やる事で、良い舞台が出来上がるんだよ」

 

「スポーツでも同じ。ラグビーは15人は出場できる、残りの10人はベンチに入れる。

しかし、25人に入れなかった人は、スタンドで応援するしか無い。」部員が100人の学校は、75人はスタンドに入れないんだよ。それは下級生がレギュラーをとって、上級生がスタンドでも珍しくは無いんだよ。上級生は悔しい思いをしていると思うが、一生懸命応援しているよ」

しかしね、

そんなレギュラーになれなかった人の方が、指導者として、後に良い指導者になったりするんだよ。その悔しさを経験して色々学び、良い指導者になっていくんだよ!」

 

親父は70過ぎてもラグビーを続けていて、すぐラグビーで例えるのだが、心に響く言葉たった。

 

たまに実家に帰って、親父の話を聞くのも良いなと、しみじみ思った。