来談目的は重要

私は、ロープレの練習や面接試験でも、来談目的をすぐ忘れてしまい、面接試験内容がグダグダになってしまいました。

なぜ来談目的を忘れると、グダグダな内容になるかというと、来談目的を「話の柱」として進めないと、話が違う方向に進んでしまったり、同じ事を何度も聞いたりしてしまうからです。このような経験をする人は多いと思います。

話が進まなかったら、一度、来談目的に戻って話を進めると、新しい話の塊が生まれてくるかもしれません。一度、試してみてください。

 

キャリコンの面接試験は、相談者の始めの言葉「来談目的」と、本当に訴えたい事「主訴」(相談者が分かっていない事が多い。話を聞きながら、だんだん見えてくる)は、違ってきます。

例えば、「銀行を辞めて独立したい」という来談目的から「本当は営業などの外回りが自分には合わない」という主訴になっていくかもしれません。その人は、昔から人見知りで、初めての人と話すと、緊張して言葉が出なくなるから外回りが嫌という事かもしれません。

 

話していくうちに、把握している主訴が変わっていくかもしれませんので、面接試験後の口頭試問で、「主訴は何ですか?」という問いには、「現時点では、〇〇という言葉から、〇〇だと思います」と言うと良いと思います。