来談目的は重要

私は、ロープレの練習や面接試験でも、来談目的をすぐ忘れてしまい、面接試験内容がグダグダになってしまいました。

なぜ来談目的を忘れると、グダグダな内容になるかというと、来談目的を「話の柱」として進めないと、話が違う方向に進んでしまったり、同じ事を何度も聞いたりしてしまうからです。このような経験をする人は多いと思います。

話が進まなかったら、一度、来談目的に戻って話を進めると、新しい話の塊が生まれてくるかもしれません。一度、試してみてください。

 

キャリコンの面接試験は、相談者の始めの言葉「来談目的」と、本当に訴えたい事「主訴」(相談者が分かっていない事が多い。話を聞きながら、だんだん見えてくる)は、違ってきます。

例えば、「銀行を辞めて独立したい」という来談目的から「本当は営業などの外回りが自分には合わない」という主訴になっていくかもしれません。その人は、昔から人見知りで、初めての人と話すと、緊張して言葉が出なくなるから外回りが嫌という事かもしれません。

 

話していくうちに、把握している主訴が変わっていくかもしれませんので、面接試験後の口頭試問で、「主訴は何ですか?」という問いには、「現時点では、〇〇という言葉から、〇〇だと思います」と言うと良いと思います。

 

簿記予想問題

簿記の過去問の次は、予想問題をやると良いと思います。

簿記の予想問題は、いろんな出版社から出していますが、私は、やはりTAC出版をお勧めします。

わたしが使ったのは、「あてるTAC直線予想です」

 

独学をするにあたって、この問題集が良いと思った箇所は、「問題を解くまでの下書き用紙」が載っている事です。

下書き用紙は、「間違わずに簡単に早く解ける方法」が載っています。

最初は自分の解き方と違って、しっくりこないかもしれませんが、まずは下書きに従って解いてみると、模範の下書き解答方法が自分の解き方より良いと気付きます。

 

 

はじめに質問する言葉

キャリアコンサルタントの面接試験での出だしの言葉は、決めておくと良いと思います。

「〇〇何ですね。(来談目的を復唱する)。もう少し詳しく教えていただけますか?

この出だしの言葉から始めると、相談者が話したいところから話してくれます。

 

例えば、「銀行を辞めて、独立してみたいと思っている」という相談が来たら、

「独立して何を始めるのですか?」とか聞いたら、辞める事が前提で話が進んでしまうかもすれません。相談者はその前に、本当は辞めたくない銀行の仕事内容を、話したいかもしれません。

来談目的の復唱をした後の、「もう少し詳しく教えていただけますか?」は、なんでも聞きますから、好きなところから話してくださいというアピールにもなりますので、ぜひ使ってください。

面接試験は、正解がありませんので、自分のあった方法で試験に臨んでください。

重要な事は、相談者が主体であること。

ロジャーズの「受容・共感・一致」ができなければ、面接試験は、まず受からないと思ってください。

 

「伝え返し」の重要性

私は、悪いクセである「質問ぜめ」が、なかなか治らなく苦労しました。

 

「質問ぜめ」の悪いところは、相手が質問に答え、答え終わったら次の質問を待つ、そして次の質問に答える、というように、相手が、質問を待つスタイルになってしまい事です。

それでは、質問も途切れてしまいますし、相手にとっては、相談しに来ているのに、相談できないという不信感だけが残ってしまいます。

 

このクセを治す事ができたのは、「伝え返し」を覚えたからです。

「伝え返し」は、相手の言った言葉を、自分の言葉で返す事です。

たとえば、

相手:「昨日辛い事があったんだよねー」

自分:「辛い事があったんだー」と伝え返すと、

相手:「そうなんですよ。会社で自分やった仕事を上司が横取りしたんですよ」

自分:「横取りしたんだー」

相手:「ゆるせないでしょ。大変な仕事だったんだから・・・」

 

 こんな感じです。

実際は、こんなに上手くいかないと思いますが、使ってみて自分なりの伝え返しを身につけてください。

 

伝え返しは、「自分はこう思っていますけれど、どうですか」という確認の意味もあります。

また、伝え返しをする事で、相手の「鏡」になる役割もあります。

 

ぜひ、この「伝え返し」を身に付けてください。

ロープレで苦労している人は、楽になりますよ

 

 

キャリコンの間違った練習方法

私は、何回受けても失敗するキャリコン実技試験の勉強方法を迷走していました。

なんとしてでも受かりたいと思い、いろんな練習方法を考えました。

 

・ラジオやニュースで話している言葉を暗記する。

 (ロープレをやっていると、相手の話を忘れてしまう事がよくありました。そのため、話を記憶する練習をすれば忘れないと思い、暗記する練習をしました。)

 これは大失敗でした。記憶する事に集中し、相手の気持ちに寄り添う事ができませんでした。

・質問の種類を単語帳に書き、いろんなバリエーションに対応できるようにした。

 (これも、相手の気持ちに寄り添う事ができず、質問ぜめのロープレになり、ダメでした)

・ロープレの展開を論理的に理解しようとした。

 (ロープレの、始め・中盤・後半・最後の話の展開を論理的に実行しようとしたが、相手は人間なので、上手くいくはずもなく、寄り添う事ができなかった)

 

やはり、ロジャーズの「受容・共感・一致」が重要であり、その他の方法などは無いという事に、最後気づきました。

 

サワコの朝で学んだこと

阿川佐和子さんの対談番組「サワコの朝」は、とても勉強になります。

 

最初の頃は、「どんな質問をすれば良いのか、相手にこう返せば良いのか」など、質問の技術ばかりを見ていました。

 

そんなところばかり注意してみていたので、カウンセリングは上手くなるはずはありません。質問の言葉を真似しても、相手の中身を聞けていないので、空回りばかりしていました。

 

途中から、阿川さんのノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)は、真似すれば上手に聞けると気づきました。

 

阿川さんは話を聞くとき、「身振り手振り」や「顔の表情の変化」がとても大きく、相手も話しやすい雰囲気になっています。

テレビだからオーバーにやっているかもしれませんが、キャリコン試験では、試験官が2人見ていますので、少しくらい大きくやった方が良いかもしれません。

 

よくロープレの練習で、緊張のためか、声が小さかったり、無表情でやっている人がいますが、相談者にとっては話しにくい状況なので、阿川さんのノンバーバールスキルを真似ると良いかもしれません。

 

自分の経験と似たような事例

「共感」で書きましたように、自分の経験と似たような事例が、ロープレに出されると苦労します。

 

何故なら、自分の経験から先入観が入り、質問が誘導的になってしまいます。

答えを予想して質問をするので、話が噛み合わなくなり、先に進まなく、内容がループ状態になってしまいます。

 

 

私の解決方法は、先入観を持たない技術を身につけました。

 

私の場合は、相手を真っ白くして、その人の像を自分の中で作り上げていくことにしました。

この人は、どんな人なんだろう?この事を繰り返して言っているのは、何故なんだろう?

どこからこの考えが生まれてきたんだろう?いつからだろう?きっかけはあったのかな?

相手の話を邪魔せず、寄り添いながら聞いていくと、相手の像が見えてきます。

 

人によってやり方が違うので、自分にあった、先入観を持たない聴き方を身につけてください。