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「伝え返し」の重要性

私は、悪いクセである「質問ぜめ」が、なかなか治らなく苦労しました。

 

「質問ぜめ」の悪いところは、相手が質問に答え、答え終わったら次の質問を待つ、そして次の質問に答える、というように、相手が、質問を待つスタイルになってしまい事です。

それでは、質問も途切れてしまいますし、相手にとっては、相談しに来ているのに、相談できないという不信感だけが残ってしまいます。

 

このクセを治す事ができたのは、「伝え返し」を覚えたからです。

「伝え返し」は、相手の言った言葉を、自分の言葉で返す事です。

たとえば、

相手:「昨日辛い事があったんだよねー」

自分:「辛い事があったんだー」と伝え返すと、

相手:「そうなんですよ。会社で自分やった仕事を上司が横取りしたんですよ」

自分:「横取りしたんだー」

相手:「ゆるせないでしょ。大変な仕事だったんだから・・・」

 

 こんな感じです。

実際は、こんなに上手くいかないと思いますが、使ってみて自分なりの伝え返しを身につけてください。

 

伝え返しは、「自分はこう思っていますけれど、どうですか」という確認の意味もあります。

また、伝え返しをする事で、相手の「鏡」になる役割もあります。

 

ぜひ、この「伝え返し」を身に付けてください。

ロープレで苦労している人は、楽になりますよ

 

 

キャリコンの間違った練習方法

私は、何回受けても失敗するキャリコン実技試験の勉強方法を迷走していました。

なんとしてでも受かりたいと思い、いろんな練習方法を考えました。

 

・ラジオやニュースで話している言葉を暗記する。

 (ロープレをやっていると、相手の話を忘れてしまう事がよくありました。そのため、話を記憶する練習をすれば忘れないと思い、暗記する練習をしました。)

 これは大失敗でした。記憶する事に集中し、相手の気持ちに寄り添う事ができませんでした。

・質問の種類を単語帳に書き、いろんなバリエーションに対応できるようにした。

 (これも、相手の気持ちに寄り添う事ができず、質問ぜめのロープレになり、ダメでした)

・ロープレの展開を論理的に理解しようとした。

 (ロープレの、始め・中盤・後半・最後の話の展開を論理的に実行しようとしたが、相手は人間なので、上手くいくはずもなく、寄り添う事ができなかった)

 

やはり、ロジャーズの「受容・共感・一致」が重要であり、その他の方法などは無いという事に、最後気づきました。

 

サワコの朝で学んだこと

阿川佐和子さんの対談番組「サワコの朝」は、とても勉強になります。

 

最初の頃は、「どんな質問をすれば良いのか、相手にこう返せば良いのか」など、質問の技術ばかりを見ていました。

 

そんなところばかり注意してみていたので、カウンセリングは上手くなるはずはありません。質問の言葉を真似しても、相手の中身を聞けていないので、空回りばかりしていました。

 

途中から、阿川さんのノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)は、真似すれば上手に聞けると気づきました。

 

阿川さんは話を聞くとき、「身振り手振り」や「顔の表情の変化」がとても大きく、相手も話しやすい雰囲気になっています。

テレビだからオーバーにやっているかもしれませんが、キャリコン試験では、試験官が2人見ていますので、少しくらい大きくやった方が良いかもしれません。

 

よくロープレの練習で、緊張のためか、声が小さかったり、無表情でやっている人がいますが、相談者にとっては話しにくい状況なので、阿川さんのノンバーバールスキルを真似ると良いかもしれません。

 

自分の経験と似たような事例

「共感」で書きましたように、自分の経験と似たような事例が、ロープレに出されると苦労します。

 

何故なら、自分の経験から先入観が入り、質問が誘導的になってしまいます。

答えを予想して質問をするので、話が噛み合わなくなり、先に進まなく、内容がループ状態になってしまいます。

 

 

私の解決方法は、先入観を持たない技術を身につけました。

 

私の場合は、相手を真っ白くして、その人の像を自分の中で作り上げていくことにしました。

この人は、どんな人なんだろう?この事を繰り返して言っているのは、何故なんだろう?

どこからこの考えが生まれてきたんだろう?いつからだろう?きっかけはあったのかな?

相手の話を邪魔せず、寄り添いながら聞いていくと、相手の像が見えてきます。

 

人によってやり方が違うので、自分にあった、先入観を持たない聴き方を身につけてください。

「共感」の大切さ

意味は分かっているようで、なかなか出来ないのが「共感」です。

 

「共感」とは、自分が感じている事が相手の感じている事と同じかを確認する。相手の感じている事を、相手の気持ちになって感じる事です。

 

よく勘違いをするのは、「あー、それ分かるー。私もその経験があるから一緒だ。」

というのを「共感」と言う人がいますが、それは「同感」です。

「同感」をやると、分かってないくせにと思われ、相手が話さなくなりますし、逆に怒ってしまうかもしれません。

 

例えば、雨が降っていることが、嬉しい人がいます。。

なぜ雨が降って嬉しいの?と疑問を持ちますよね。

 

その人は、雨が降る事で、運動会が延期になる。

延期になっても運動会はやるのに、何故なんだろう?結局嫌な事は、後回しにしたいだけなの?

 

実は運動会の日は、大好きなお父さんが仕事で来れないけどだけど、延期になれば、お父さんが運動会に来れるかもしれない。そしたら一緒に親子競争に出るんだ。だって、お父さんは、足が速いんだから。

 こんなドラマがあるかもしれません。

 

もし、決め付けで「嫌な事は後回しにしても変わらないよ。私もそうだったから気持ちは分かるよ。」

なんて言ったら、その後、絶対話してくれません。

 

相手の気持ちになって感じる。わからない事は聞いて、相手の気持ちを理解する。

「何故なんだろう」を聞くことのより、相手の気持ちを感じる事が出来ます。

 

この「何故なんだろう」は、相手が話したい事、聞いて欲しい事かもしれません。

 

「共感」と「同感」。

 

2つの意味の違いは、簡単なように見えて難しい事です。

「受容」の大切さ

受容とは、相手の話を「ありのまま受け止める事」です。

たとえば、「部下に注意できないので困っている」と相談されたら、「上司なんだから、しっかりしろ」と言いたくなりますし、「注意するまえに、まず褒めてみたらどう」とか、アドバイスしたくなります。

 

そんな事をしたら、相談者が本当に言いたい事が言えなくなりますし、

逆に「私のことを分かってもらえないんだ」と思われ、無口になってしまいます。

 

信頼関係が築けなかったら、どんなに良い質問をしても心を開いてくれることはありません。

 

10人いたら、10人の価値観や考え方があります。

 

自分の言いたいことや、自分の経験したことをなどを話したくなりますが、まずは、じっくり聴いてください。

 

第3回キャリアコンサルタント試験結果発表

第3回キャリアコンサルタント試験結果が発表になりました。

 

キャリコンは、2つの団体が試験を行っていまして、論文などの試験内容や、実技の合格判断基準が違うという、国家資格には珍しい試験になっています。

合格率も違っています。

 

・日本キャリア開発協会(JCDA):「CDA(キャリアカウンセラー)の資格をやっていた団体」

  合格率「学科:63.3%、実技61.9%、学科実技同時受験者:48.6%

 

・キャリアコンサルティング協会:「キャリアコンサルティング技能士(キャリアコンサルタントよりも難しい試験)資格を運営している団体」

  合格率「学科:66.1%、実技65.7%、学科実技同時受験者:50.6%  

 

キャリアコンサルタティング協会の方が合格率が高いから受かりやすいと思っていましたが、受験者数が日本キャリア協会と比べ、半分しかいないので、なんとも言えません。

 

 

 

合格した方は、おめでとうございます。

これからが、キャリアコンサルタントのスタートになります。

堂々と「私がキャリアコンサルタントです」と言えるようになるためには、相当の自己研磨が必要です。頑張りましょう!

 

残念な結果になってしまった人は、次回も頑張りましょう。

この落ちた経験は、自分に必要なことだと思います。

すぐに受かった人と比べ、もう一度、キャリコンの勉強が集中してできるし、この経験から、より優れたキャリアコンサルタントになっていくと思います。

 

ショックで何もしたいと思うかもしれませんが、落ち着いたら、すぐに、第4回の試験を申し込んでください。

 

申し込み期限は4月11日(火)です。

 

ここで、1回休んでから受験しようと思わないでください。

間隔が空くと、次回も申し込みをしなくなる可能性があります。

頑張ってください。応援しています。